香南ししまるスポーツクラブ

中高年の楽しみの一つが「トレッキング」
つまり山歩きです。

身近な里山の存在が見直されている
今日この頃ですが
中高年に片足突っ込んでいる私ししまるくんも
暇があれば山を登っています。


そんなきっかけとなったのが
この本




新・分県登山ガイド
「香川県の山」

発行しているのは「山と渓谷社」


もはや
このガイドブックを手にしただけで
気分は山男（死語）


で、このガイドブックによると
「讃岐七富士」なるものがあるそうです。
が、残念ながらその七富士がどこなのかは
記述されず


唯一、各山の情報の中に記載されていたのが
「高鉢山」


綾川町にある標高５１２ｍの山で
「綾上富士」と呼ばれるそうです。

ガイドによると
バス停のあるうどん店付近から
歩くように書かれているのですが

何かイヤな予感がするので
車で行けるところまで行きます。

すると現われたのはキャンプ場


あれ、道の横に炊事場だけが


テントサイトやバンガローは離れてるよ～


風情はあるのですが、炊事場もトイレも移動が大変そう。

ちなみに、この奥が登山ルートです。

はっきりいって
トレッキングビギナーにはつらい道でした。。

何がつらいのかというと
登っても登っても
景色が変わらない、
というか周りがほとんど見えない。



登山道が整備されているのですが
いったいどこまで続くのやら～

後でガイドブックを見直すと
標高にちなんで
木の階段が
512段あるそうです。



ようやく頂上へ



まったく視界開けず


頂上まで登った達成感はあったものの
展望はよくなかった～


こうなったら
キャンプ場内にあるという
全国三大風穴の一つに
行ってみるしかない

山を降りてから行ってみましたよ、風穴へ。




昔、日本三大がっかり名所というのを
バスガイドさんから聞いたことがあります。
「札幌の時計台」
「高知のはりまや橋」
「沖縄の守礼門」（すべて当時）とのことでした。


この「風穴」も入れてあげたいです。イチオシで。


でも夏に来たら印象が違っていたのかも。

風穴そのものよりも
この山にまつわるエピソードの方が
歴史好きのししまるくんとしては面白かったです。

何でも大正時代に
全国的な事業として
様々な種子を保存しておくことになって
白羽の矢が立ったのが
この地だそうです。
保存のための白亜の建築物が
そびえたつ風景はとてもすごかった、
という説明書きがありました。

当時のこのあたりの方々にとっては
さぞ誇れる事業だったことでしょう。


そんなこんなで帰ろうとしたら


そういえば、山登りの途中にやたら
彼らの姿があったっけ～

真ん中にいるであります。


車で来てよかった～

「軟弱者」