香南ししまるスポーツクラブ

80年代に週刊少年ジャンプで
「スラムダンク」というマンガが連載されていました。

バスケ少年少女たちのバイブルとも言えるこのマンガ。
もちろんバスケットボールと無縁な人が読んでも
非常に面白い。

もちろん主人公が大活躍するのですが、
それ以外にも
味方チームにしても敵チームにしても
非常に魅力的なキャラクター達がそろっています。

幼少期や中学あるいは高校に入って
バスケットボールと出会い
それぞれの事情、想いを抱えながら
チームメイトと共に戦う、あるいは外から応援する、
という群像劇。

その中で私ししまるくんが一番好きなキャラクターが
語る名セリフが

「安西先生・・・バスケがしたいです」


いろいろな過去があったものの
自分の気持ちに正直になった彼が
つぶやくように、うめくように恩師に告げた言葉です。



今にして思えば
この「スラムダンク」によるイメージ先行で
香南ししまるスポーツクラブに
バスケットボールサークルが誕生したのかもしれません。


ただ、バスケットボールは難しいスポーツです。


バレーボールほどではありませんが、
経験者あるいは身体能力が高い人じゃないと
楽しめないスポーツの部類に入りそうです。


でも、それじゃいけないんじゃないか。

子どもでも、おじさんおばさんでも
経験者でも初心者でも楽しめるのが
本当のスポーツなのではないかと思い、
バスケットボール教室を立ち上げたのが2年前。


それから消滅の危機もありましたが
今やクラブでも大人気のサークルになりました。




香南町内外の
小学校へ上がる前の子どもたちから
小学生・中学生・高校生・社会人が
体育館に集まって

子どもは子ども
中学生以上は中学生以上で集まって

子どもたちは先生から基礎練習を教わり

中学生以上のほうは
それまでは全く知らない人たちが
その場でチームを組んだり
自主的にゲームを仕切ったりして
楽しく体を動かす、という
総合型地域スポーツクラブならでは、の光景が
毎週木曜夜に広がっているのです。






総合型地域スポーツクラブがあって良かった